kubell Creator's Note

株式会社kubellのエンジニアのブログです。

ビジネスチャット「Chatwork」のエンジニアのブログです。

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モバイル の検索結果:

「エラーが再現できない」を解決する GraphQL エラーシミュレーションの実装

…機能です。 Webやモバイルアプリなど、クライアント側で開発をしていると、「あのエラーの挙動を確認したいけど、なかなか再現できない...」という場面があるかと思います。 例えば、以下のようなものが挙げられます。 リクエストのレートリミット超過 メンテナンスモード 外部サービス連携のタイムアウト サーバーの内部エラー これらのエラーは、通常の開発中に意図的に発生させることが難しく、エラーハンドリングの実装やデバッグに手間がかかります。 エラーシミュレーション機能を使えば、Gra…

あなたも社外アウトプットを始めよう!

…いう動機で、名古屋のモバイル勉強会に参加したのがキッカケでした! せっかく参加するなら「登壇して、懇親会で話しかけてもらいたい」という思いで初登壇を決めました。 その後、iOSDC Japanなどの大きなカンファレンスでスポンサーセッションとして登壇させていただける機会もありました。大きな会場や配信を含め、すごく大勢の人の前に立ったことで、他の場面では「iOSDCと比べたら大したことないか」と思えるようになり、怖いものなし状態になりました。 2. 記事執筆 自分が学生時代に「…

kubellの開発者に聞きました:ターミナル編

…た! バックエンド、モバイルアプリが多いですが、それ以外にもデザイナーからCTOまで含まれています。 使っているターミナルソフトとしてはMac標準のターミナル、iTerm2、それ以外で概ね1/3ずつでした。 弊社標準の開発環境がMacですがiTerm2の人気が強いのがわかります。 それ以外のこだわり派として Alacritty, Ghostty, Warp がありました。 shellは圧倒的多数がzshでした。覇権! その他はbashが少々、fishとPowerShellが1…

iOSDCに参加してきました!〜2025〜

…個人としても名古屋のモバイル勉強会でお世話になっている方々やJapan-(region).swiftのイベントで知り合いになった方々をはじめとした多くの方とご挨拶させていただけて、去年よりもさらにiOSコミュニティとのつながりを感じる機会となりました。 「iOSDCはカンファレンスだけでなくコミュニティ」という表現もされているように、iOSDC Japan 2025は終了しましたがこれからも個人・企業としてiOSコミュニティとの接点を持っていければと思います。 イベント・採用…

『iOSDC Japan 2025』にゴールドスポンサーとしてブース出展&登壇します!

…OSの垣根を越えて、モバイル開発の最新トレンドや各社の取り組みについて語り合いませんか? iOSDCで得た知見を共有したり、他社のエンジニアとのネットワーキングを楽しんだり、カジュアルな雰囲気で交流できる場です。 kubellメンバーも参加・登壇しますので、ブースで話しきれなかったことや、より深い技術談義をしたい方はぜひご参加ください! 皆様とiOSDC本編に続いて、アフターイベントでもお会いできることを楽しみにしています🍻 *本イベントは DroidKaigi 2025 お…

SRE NEXT 2025にて実施した「SREエンジニア実態調査」と「ヒヤリハット集」の結果を大公開!

SRE

…より本番リリース後にモバイル全台停止 stgではうまくいっていたのにprodにあげた直後にバグ発見 本番リリースでリソース展開忘れてた prod環境を更新したらリクエストが多くサーバーが死亡 間違えて本番データでテスト 認証基盤リプレイス時にユーザー情報を異なる環境にマイグレーションした(devからstgだったのでヒヤリで済んだ) データ関連の操作ミス(20件、40票) 開発環境と間違えて本番環境のDBを削除 DBの作業で数時間ロック TerraformをApplyすると本番…

FlutterエンジニアからAndroidエンジニアに転向した話

…される場面があり、「モバイル開発をもっと深く理解したい」と思ったことでした。そして、ちょうどそんなチャレンジができる環境がkubellにあることを知り、思い切って飛び込んだという感じです。 というわけで、この記事ではFlutterエンジニアからAndroidエンジニアに転向した経験を通して、何が活きて、何が大変だったのかをまとめてみました。同じようにFlutterからAndroid開発への転向に興味がある方の参考になれば嬉しいです! なお、この記事はFlutterとAndro…

新卒入社したエンジニアが配属されて1年が経つまでの振り返り

…ェクト 2段階認証のモバイルアプリ向け対応 ログイン行動の分析 Googleログイン時の体験改善 最近と今後の話 25新卒の入社 最近の認証グループ 配属まで 2ヶ月間の研修がありました。 最初の1ヶ月はビジネスの新卒と同じ研修を受けました。自分が想像していたような研修とは大きく違い、 仕事の内容というよりは社会人としてのスタンス・マインドについての研修が大半を占めていました。 残り1ヶ月ではエンジニア向けの研修を行いました。 最初にアジャイル・スクラム研修があり、 そこでは…

kubellはPHP Conference Japan 2025にプラチナスポンサー&ブース出展&セッション登壇します!

…送信機能が最近ついにモバイルアプリにも対応し、皆さんに喜んでいただけて非常に嬉しく思ってます! まだ使ったことのない皆さんも「退勤直前でチャット送りにくいなぁ」みたいな時に、ぜひ「Chatwork」で予約送信を使って見てください! 話変わりまして、 そんな来週末には、日本のPHPエンジニアの一大イベント「PHP Conference Japan 2025」が開催されます🎉🎉 kubellは プラチナスポンサー として参加させていただいており、ブース出展&セッション登壇予定です…

新卒2年目iOSエンジニアの活動記録

…署でも深化のために、モバイルアプリケーションという集まりからiOS / Androidそれぞれへと再編が起きた1年でした〜 creators-note.chatwork.com 下期チーム目標 作成 2024年の下期が始まるタイミングでは、下期のチーム目標の作成を担当しました。 チームとして通年で計画していた目標があり、それをユニットとしての下期の目標に合うように修正したようなものになりました。 0から作ったわけではないですが、チーム目標を作成するという初めての経験をすること…

アカウント設定のフロントエンド開発における技術選定の振り返り

…したが、管理系機能のモバイル対応は十分に進んでいませんでした。 特に、モバイルのみを利用するユーザーにとって管理機能の使い勝手が悪く、改善の必要がありました。 そこで、管理機能の中でも比較的対応しやすく、かつ利用ユーザーの母数が多い「アカウント設定機能」のモバイル対応から着手することにしました。 対応の経緯 2023年5月:アカウント設定のモバイル対応をリリース 2025年1月:Web向けのアカウント設定とモバイル向けを統合し、リリース この流れの中で、モバイル・Webの統一…

Androidアプリ開発部で合宿を行い、技術的負債についてみんなで考えました〜2024年冬〜

…年(2023年冬)のモバイルアプリケーション開発部の合宿については以下の記事にまとまっています。 creators-note.chatwork.com その後、モバイルアプリケーション開発部がiOSアプリ開発部とAndroidアプリ開発部に分かれたため、2024年冬の合宿はAndroidアプリ部単独での開催となりました(懇親会は合同でやりました🍻)。 何故、技術的負債をテーマにしたのか Androidアプリ開発部合宿〜2024年冬〜のテーマは、「技術的負債」でした。このテーマ…

Androidアプリ開発部の「four keys」大公開!赤裸々な1年を振り返る

… 他社事例もふまえ、モバイルではこの考え方がスタンダードだと判断しました。 計測の仕方 弊部署ではデプロイ頻度はFindy Team+の結果をそのまま使っています。別途消化できたチケットの数も集計していますが、GitHubのmainブランチに直接マージしないがドキュメントの整備やその他タスクをしていることもあるため集計しています。基本はFindy Team+からとった数字を参考にしています。 リードタイムに関してはJIRAのレポートのうち、管理チャートで出力される値を参照して…

MagicPodはじめました

…MagicPodは、モバイルアプリとブラウザテストの両方に対応したテスト自動化のクラウドサービスです。 他にもモバイルアプリの自動テストに対応したサービスはありますが、MagicPodの良いところはなんと言っても定額でテストを何度でも実行可能なところです。 他のサービスでは実行時間や回数で課金されることが多いため、コストが膨らまないよう実行するテストを絞ったり、端末を減らすなど工夫する必要がありますが、 MagicPodでは、同時実行数の制限はありますが何回でもテスト実行でき…

kubellの部署再編で深化するモバイル開発

…回は、kubellのモバイルアプリ開発の体制が最近変わったので、そのことについて色々書こうと思います。 はじめに 2024年7月、私たちkubellはモバイル開発部門を再編し、以下の図のようにiOSアプリ開発部とAndroidアプリ開発部という2つの新しい部署を立ち上げました。 この決断は、単なる組織変更にとどまらず、各プラットフォームに特化した技術力をさらに深化させるための重要なステップでした。この記事では、この部署再編の理由や期待する効果についてご紹介します。 なぜ部署を…

SVVSの裏話〜リアーキテクチャと組織体制

モバイルアプリケーション開発部のiOS担当の方の池田(Twitter: m_ike)です。 2023年のiOSDCで、SVVSという新アーキテクチャ導入についてスポンサーセッションで弊社から発表させていただきました(資料はこちら)。 この記事では、そもそもなぜ独自のアーキテクチャを採用するに至ったのか?という裏側について公開します。 Chatworkのアプリでは、発表の中であったとおり技術的負債が課題となっておりリアーキテクチャを検討する流れとなっていました。しかし、リアーキ…

新卒1年目iOSエンジニアの活動記録

こんにちは!モバイルアプリケーション開発部でiOSエンジニアをしている中山 龍(@ryu_develop)です! もう少ししたら4月!23新卒として入社した僕もそろそろ1年目が終わろうとしております。 ということで、本記事では僕自身が新卒1年目iOSエンジニアとして、この1年でどんな活動してきたのか!その内容についてまとめて紹介できればと思います🥳 部署配属・オンボーディング チーム異動 iOSDC参加 & 登壇 モバイルインターンシップ 自社イベント出演 モバイルアプリアッ…

Privacy Manifests対応をしてみての学び

…の表示 Describing use of required reason API Describing data use in privacy manifests Get started with privacy manifests Privacy manifest for multiple targets ⭐️Chatworkのモバイルアプリケーション開発部は一緒に働く仲間を募集しています!⭐️ recruit.chatwork.com hrmos.co hrmos.co

『学生&若手 モバイルエンジニア活動報告会2023』を開催しました

…された『学生&若手 モバイルエンジニア活動報告会2023』についてです。僕がこのイベントを開催するまでにやってきた企画・準備、そして当日の進行や登壇などについて紹介できればと思います!👏 イベントイメージ イベント概要 開催まで 企画 準備 イベント開催🎉 自分の登壇内容を抜粋して紹介! まとめ イベント概要 今回のイベントは『学生&若手 モバイルエンジニア活動報告会2023』ということで、「学生や若手のモバイルエンジニアを中心に、『モバイル開発に関して2023年に取り組んだ…

異動した部署が半年で解体になった話

この記事はChatwork Advent Calender 2023の21日目の記事です。 クリスマスまであと4日ですね! 本日は採用ブランディングチームの安田が担当させていただきます! qiita.com さてタイトルでうっすらお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、今回は「開発人事を担う部署を新規に発足して、半年で解体したお話」の姉妹編になります。こちらはマネージャー視点でのお話でしたが、メンバー視点での話をしようかなと思います。

SRE部でも合宿をしました〜2023年冬〜

先日、モバイルアプリケーション開発部の合宿について、 @ryu_develop がめちゃくちゃいい記事を書いてくれました。 creators-note.chatwork.com もともと僕も合宿の記事を書こうと思っていたので、二番煎じになってしまいますがチームごとにやり方が違うんだなぁというところを楽しんでいただければと思います。 ということで Chatworkのカレンダー | Advent Calendar 2023 - Qiita の16日目の記事です。 合宿とは あらた…

2023年に読んで衝撃を受けた、ソフトウェア開発に関する3冊の本を紹介してみる

モバイルアプリケーション開発部の奥澤(@okuzawats)です。今年も残すところわずかになりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。私の方はと言いますと、今月末のクレジットカードの請求額が未曾有の金額に達しており、どうにも胃の痛い日々を送っております。誰のせいかと考えてみても、自分の顔しか思い浮かびません。せめてサンタクロースが自分にもクリスマスプレゼントを持ってきてくれればいいのに。 この記事はChatwork Advent Calendar 2023の15日目の記事で…

ログイン機能をAuth0に移行した話(一人のシニア開発者の目線から)

…3/06/30 - モバイルアプリのログイン画面リニューアルのお知らせ このリニューアルにて、Chatworkのログイン画面を含む認証系が、Auth0というIDaaSに置き換えられました。 Auth0とは? 一般にIDaaSと称される、「IDやパスワードを一元管理し、認証機能を提供するSaaS」の一つです。 auth0.com Auth0を導入する事で、ログイン画面、その他認証に関わる下記のような機能を、Auth0にお任せできるようになりました。 メールアドレス、パスワードの…

「何でも屋」から採用ブランディング担当になって約6ヶ月の話

…12/13(水)19:30-21:00】[25 新卒限定]ドメイン駆動設計勉強会 by かとじゅん + Chatwork の働き方@オンライン chatwork.connpass.com 【12/19(火)19:00-20:00】学生&若手 モバイルエンジニア活動報告会2023@オンライン chatwork.connpass.com 明日は@uzuramingさんの記事が公開予定です。 引き続き Chatwork Advent Calendar 2023 をお楽しみください!

モバイルアプリケーション開発部で部署合宿をしました〜2023年冬〜

こんにちは!モバイルアプリケーション開発部でiOSエンジニアをしている中山 龍(@ryu_develop)です! 時間は早いものでもう12月!残り4ヶ月ほどで新卒1年目が終わろうとしています〜 ということで、本記事は Chatwork Advent Calendar 2023 8日目の記事です🎄🥳 今回の記事は11月中旬に大阪で開催されたモバイルアプリケーション開発部の部署合宿に関する報告記事です🎉 普段は全国各地からリモートワークで働いている部署メンバーが合宿で集まり、オフ…

とあるサブシステムにおけるSLOへの登り方

…。 外出中であれば、モバイルプッシュ通知で受け取りたい、デスクでWebブラウザを開いているなら、デスクトップ通知で受け取りたい、などです。 チームがいま取り扱うサブシステムやコンポーネントにおいて、このCUJの何が満たされないとユーザー満足度の低下に繋るのか。 これを議論し見出していきます。 無数にあるとは思いますが、その中から、まずはこれをやろうといったところに絞り込んでいく決定が必要です。 CUJ の満足度を測定できていると言えるメトリクスが明確になる(SLI) CUJ …

「読みやすいコードのガイドライン」の著者・石川宗寿さんをお招きして、コードの読みやすさについての勉強会を開催しました

モバイルアプリケーション開発部の奥澤(@okuzawats)です。プライベートな活動として夜な夜なモバイルアプリを作り続けているのですが、ひたすらCI/CDの整備をし続けていて、肝心のアプリ開発が全然進みません。アプリの開発は誰かに任せて、CI/CDの整備に専念したいと思う今日この頃です。 Chatworkでは、「読みやすいコードのガイドライン ―持続可能なソフトウェア開発のために」の著者、石川宗寿さんを招き、「コードの読みやすさ」に関する勉強会を開催しました。モバイルアプリ…

apollo-ios が提供するキャッシュの基本機能

…りChatworkでモバイルアプリケーション開発部でiOSアプリ開発をしているterryです。 本記事はChatwork Product Day 2023の応援記事です。 lp.chatwork.com 現在ChatworkではREST APIからGraphQLへのリプレイスを進めています。各プラットフォーム毎に実装方針を策定しており、iOSアプリプラットフォームチームではGraphQLのクライアントライブラリの選定において現状最も利用されている「apollo-ios」を使う…

Azure AI Document Intelligence で名刺読み取り機能を実装する

…刺読み取り機能とは モバイルのカメラアプリで名刺を読み取って、記載されているメールアドレスや電話番号から「Chatwork」への招待やコンタクト申請を送れるようにする機能です。*1 corp.chatwork.com 以降は名刺読み取り機能の実装方法について紹介していきます。 名刺画像を解析する処理の流れ 名刺読み取りのコア部分である、名刺画像を解析する処理の流れを図にすると以下のようになります。 まず、名刺画像を解析して記載されている内容を文字列として出力します。この部分は…

2 Days Mobile Internship 2023を実施しました!

モバイルアプリケーション開発部でiOSエンジニアをしている、23新卒の中山 龍(@ryu_develop)です! 本記事はChatwork Product Day 2023応援記事です。 lp.chatwork.com 最近は一人暮らしを始めるための引越し準備に追われる日々です。この記事が公開される頃にはもう無事に引越しが完了していることを願っています🤞 ">さて、時間の流れは早いもので、今年の4月に新卒入社した僕も入社半年が経とうとしています。もう半年後には24新卒が入社、…