この記事はChatwork Advent Calender 2023の21日目の記事です。
クリスマスまであと4日ですね!
本日は採用ブランディングチームの安田が担当させていただきます!
qiita.com
さてタイトルでうっすらお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、今回は「開発人事を担う部署を新規に発足して、半年で解体したお話」の姉妹編になります。こちらはマネージャー視点でのお話でしたが、メンバー視点での話をしようかなと思います。
そもそもなんでDevRel部に入ったの?
私はChatworkに入社してから間もなく4年になるんですが、異動するまではインサイドセールス部(以下、IS)に所属していました。初期はISとしてセールス業務を行い、その後は営業アシスタントという感じで、データ分析や管理、オペレーション整備などを行っていました。
そんな中でISのオペレーション改善のために簡単なプログラムを書きたいなと思っていたところに、元記事の筆者である高瀬からプログラミング・メンタリングの募集があり、教えてもらえるなら学びたいなぁと声をかけたところが始まりでした。
そこからなんやかんやあってISからDevRel部へ拐われてきた次第です。
高瀬になんで誘ってくれたのか聞いてみたのですが、
- The MODEL を含む現代的な営業プロセスの理解と、それを採用にあてはめ PDCA を回す能力
- 社内・社外を問わず、関係者とのコミュニケーションを円滑に行う能力
- プロダクト開発への興味関心
というところがDevRel部に向いてるんじゃないだろうかとのことでお誘いいただいたみたいでした。
個人的にも「これまでISとして売ってきたものをよりよくするために、作っているエンジニアに関わる仕事をするのも面白いかな〜」となんとなく思っていました。
誘われてどうだった?
営業部で骨を埋めるんだろうなと思っていたので、このお誘いにはびっくりしました。 もちろん広報的知見はまったく持っていなかったので、そもそもジョインしたところで役に立てるのか?という不安がありました。
が、こういうのって勢いも大事ですよね。
前職(システム開発会社の営業)の頃から「プロダクトを作るエンジニアのみんなが楽しく働けるようにしたい」という思いは持っていたので、DevRel部に入ることでこの思いを昇華できるのでは?と感じ、二つ返事でOKしました。
そしてこの数ヶ月前に取ったSalesforceアドミニストレーターの資格は日の目を見ることはありませんでした(笑)。
解体を受けて
動揺しなかったといえば嘘になりますが、まあそうだろうなという意見でした(解体の経緯や詳細は高瀬の記事をお読みいただければと思います)
「認知獲得から受け入れまでを一気通貫して見れること」は個人的にもいい強みだなと思っていて、会社に属する人であればなんとなく感じたことがあるほころびが解消できる部署になるだろうと感じていました。
しかし一気通貫でやるというのはかなり難しいことで、できたてほやほや部署とはいえ知識も人手も不足している状態。兼務のような形で手伝ってくれるメンバーはいましたが、実質二人部署。しかもそのうち一人(私)はセールス経験しかないメンバーで、独り立ちさせるには時間が必要…。やりたいことがあってもうまく動くことができていなかったなと思います。
ストレングスファインダー®を使った組織運営も私には合っていて、異動のストレスは最小限に、チャレンジしやすい環境だったので、もう少し私にスキルが伴っていれば存続もあり得たのでは…という後悔が残りました。
新組織「採用ブランディングチーム」
惜しまれながら(?)DevRel部は解体となり、イベント関連を主に担当していた私は採用ブランディングチームへと異動になりました。
DevRel時代に関わりのあったメンバーはバラバラになり全くの新体制になったわけですが、代わりにブランディングに特化したメンバーが集結したので、専門性がぐっと上がりました。
DevRel部は守備範囲が広いためなんでもできる可能性がありましたが、広すぎて何をすればいいのかわからないという問題も抱えていたので、施策の効果を最大化するため機能分割は正しい判断だったんだなぁと感じました。
創設されてようやく半年という段階なので、決めなければいけないこと、やらなければいけないこと、試さなければいけないことが盛りだくさんの状態です。ですが組織として礎になるものを作っているという予感もあり、これからが楽しみです
ちなみに今期やってきたことはこんな感じです(一部抜粋)
<自社イベント> chatwork.connpass.com chatwork.connpass.com
<協賛イベント> phpcon.connpass.com dev-productivity-con.findy-code.io
<記事>
Chatwork入社話シリーズ
最後に
まさか半年で部署が解体されるなんて!
あまりの判断のスピーディーさにくらくらしましたが、実際に分解されてみると爆速で最適化が進んだんだなという印象でした。
採用ブランディングチームの一員としてバリバリ活躍するためには、まだまだ足りないスキルもありますが、いろんなことにチャレンジさせてくれる環境なので失敗を恐れず挑戦していこうと思います。
明日はVPoEの山崎の記事が公開予定です! Chatwork Advent Calendar 2023 はまだまだ続くのでお楽しみに!