Chatwork Creator's Note

ビジネスチャット「Chatwork」のエンジニアとデザイナーのブログです。

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2 Days Mobile Internship 2023を実施しました!

モバイルアプリケーション開発部でiOSエンジニアをしている、23新卒の中山 龍(@ryu_develop)です!

本記事はChatwork Product Day 2023応援記事です。

lp.chatwork.com

最近は一人暮らしを始めるための引越し準備に追われる日々です。この記事が公開される頃にはもう無事に引越しが完了していることを願っています🤞

さて、時間の流れは早いもので、今年の4月に新卒入社した僕も入社半年が経とうとしています。もう半年後には24新卒が入社、そして現在は25新卒の選考が始まっているという状況です。

今回の記事では、新しい取り組みとして行われた『【25 新卒限定】2 Days Mobile Internship 2023』についてお伝えできればと思います!

 

目次

開催に向けて

Chatworkでは毎年サマーインターンシップを実施していますが、『モバイルアプリ開発を取り扱うインターンシップ』は今回が初めてでした。なので、モバイルアプリケーション開発部のメンバーとしては初めての経験ばかりで戸惑いもありました。そんな中で、日程や講義の内容、どうしたら学生の皆さんに良い体験をしてもらえるかを考え、運営上のわからない部分は、内定者アルバイトとしてサマーインターンシップに参加経験のある自分や、サマーインターンシップを毎年運営している人事の方々が情報共有・方法の提案をするなどして、一歩ずつ計画を進めて開催をすることができました。

イベント概要

2 Days Mobile Internship 2023の概要について紹介します。

chatwork.connpass.com

このインターンシップは『プログラミングを学ぶ学生がモバイルアプリ開発を始める最初の一歩』を目標としており、今回はAndroidを題材として扱いました。

 

2日間のスケジュールは以下の通りです

  • 1日目
    • オープニングトーク&自己紹介
    • アイスブレイク
    • 講義『宣言的 UI と Jetpack Compose』
    • 講義『UI と状態管理』
    • 講義『アーキテクチャと依存性注入』
    • クロージングトーク

    • もくもく会(任意の雑談 & 復習タイム)

  • 2日目
    • オープニングトーク
    • 実践開発ハッカソン
    • コードレビュー & 優秀者表彰
    • 懇親会

 

社内の現役Androidエンジニア3名が、1日目は講義を行う講師として、2日目は開発を助けるメンターとして学生をサポートしました。また、僕を含めたiOSエンジニア2名もサポートとして入り、人事の方々も運営や当日のファシリテーションなどを行いました。

1日目

1日目は講義を中心とした日程で、参加者の皆さんにモバイルアプリ開発の知識を学んでもらうといった内容になっていました。

スライドを使った説明と実際にハンズオン形式の作業が織り交ぜられており、学んだことをすぐに実践できるような講義となっていました。ハンズオン中にエラーが起きた際には、メンターや既にハンズオンで動作を確認した参加者同士でがサポートをして解消するなど、とても良い空気感で進んでいきました。また、インターン全体を通して、各参加者が自由に使える『ホウレンソウ』というチャットも準備されました。講義中の疑問などをそこで呟いていただくと、それを運営メンバーが拾って、チャット上でその疑問を解説したり、理解を深めるためにオススメな技術記事を送ったりしていました。

(実際に社内でも運用されている『ホウレンソウ』についてはこちらの記事でも紹介されています)

モバイルアプリケーション開発部の新卒オンボーディングってどんな感じ?? - Chatwork Creator's Note

 

講義終了後には任意参加で『もくもく会(任意の雑談 & 復習タイム)』も開催されました。1日の講義で生まれた疑問にメンター陣が回答したり、運営メンバーや参加者の皆様の自己紹介を見ながら交流をしたりしました。疑問解消の場を提供できましたし、運営側としては参加者の皆様とのコミュニケーションをとる機会となってとても良かったです。

2日目

2日目は実践を中心とした内容で、1日目で学んだ内容を使って実際のモバイルアプリ開発をしていただく内容でした。

弊社社員が作成したサンプルアプリに、参加者が機能を追加いただく形式で開発をしてもらう内容となっていました。サンプルアプリは、一般に公開されているChatwork APIを利用したもので、ルーム一覧の表示とチャット内容の表示、チャットの送信は既に実装されているものでした。各参加者は実装を行いながら、気づきや悩みなどをホウレンソウチャットに呟いてくださっていたので、運営メンバーとしてサポートをしながら、「この人はどんな機能を実装しているのだろう」と想像するのが楽しかったです。

また、参加者が開発途中で困った場合には、メンターらがビデオ通話でヘルプに入って解消するという進め方で開発を進めました。基本的には3名のAndroidエンジニアでヘルプに対応していたのですが、ヘルプが多い時には僕もモバイルアプリエンジニアとして、学生の悩みを解消する相談相手で駆けつけました!

 

実装時間の終了後には、参加者による成果物の発表会が行われました。『タスク一覧を表示する機能』や『ポーリング処理』を実装した方や『UI/UXを考慮した』という方などがおり、未経験の方でも1日の講義を受けて約6時間でこれほどのものを作れるようになったというところにレベル高さを感じました!

発表会後には、Chatworkの3つのValueの観点でそれぞれの優秀賞が発表されました。優秀者を決める打ち合わせの際に、個人的には「全員すごいな!全員選んでほしいな!」と思いましたし、他の方も「全員すごいんで、全員優秀賞ってのはナシですか?」という会話があり、本当に頭を悩ませていました。

 

インターンシップのスケジュール終了後には、任意参加で懇親会も行われました。

Discord上で部屋を分けて、技術系や就活系など、参加者が興味のある話を自由に聞きに行けるスタイルでした。ご飯やお酒を飲みながらワイワイ盛り上がって楽しかったですし、社員や参加者同士でも盛り上がっていて嬉しかったです。

感想

今回のインターンシップを終えてみて「自分も初学者時代に参加したかったな」と思いました。

自分がモバイルアプリ開発を始めた時は「何から手を出せばわからない」であったり、アプリを作成するまでのイメージが湧かないと感じていたので、今回のように体系的にアプリ開発を学べて、アーキテクチャなどの話までもしてもらえる機会があれば、もっと早いスピードでモバイルアプリ開発を学べたのではないかということを考えました。

 

また、「モバイル学生の繋がりの場を提供できて嬉しいな」ということも感じました。

モバイルアプリ開発をしている学生はWebなどに比べて少なく、自分の学生時代もモバイルアプリ開発をしている学生との交流はほとんどなかったので、学生同士で交流の盛んなWeb界隈などが羨ましく感じていました。ですが、このインターンシップや懇親会などで学生同士の交流が見られたり、ホウレンソウにコメントしあったりしている姿と自分の学生時代を照らし合わせて「とてもいいな」と思いました。来年も開催したいなと考えています!

 

ぜひ参加者同士の繋がりを大切にしていただきたいと思いますし、このインターンシップの参加をキッカケにモバイルアプリ開発に興味を持ち、モバイルアプリエンジニアを目指してくださる方が現れることを楽しみにしています🥳

 

Chatworkのモバイルアプリケーション開発部は一緒に働く仲間を募集しています!

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