こんにちは!!23新卒でモバイルアプリケーション開発部の中山 龍(@ryu_develop)です!
この記事は 新卒iOSエンジニア & マネージャーがiOSDCに登壇しました! - Chatwork Creator's Note の第二弾です!
第一弾では、登壇の内容や当日の様子、感想などについてお伝えしましたが、この記事では、新卒社員の私がiOSDCに登壇するまでに行ったこと、登壇するまでの過程で学んだことなどを書いていきます。
新卒社員である僕が登壇することに決まった経緯や、Chatworkのモバイルアプリケーション開発部として登壇するまでの取り組みなどをお伝えし、入社後のイベント登壇に興味のある学生の方、登壇の裏話が気になっている方の参考になれば幸いです。
目次
登壇が決まるまでの流れ
まずは登壇をするまでの流れを時系列順に説明します。実際に登壇をするまでには以下のようなことがありました。
iOSDCにルーキーズLTのプロポーザルを提出!しかし落選する
最初は「観客としてiOSDCに参加してみたい」と思っており、「登壇をしよう」という気はありませんでした。
ですが、iOSDCの登壇者を募集しているという話を知り、「せっかくiOSエンジニアになったんだし、とりあえず挑戦してみよう」と考え、当時取り組んでいた「Chatworkモバアプ部の部署のオンボーディング」というような内容で応募してみました。
新卒iOSエンジニアが『会社独自の新アーキテクチャ』を使って課題に取り組んだ話 by 中山 龍 | トーク | iOSDC Japan 2023 #iosdc - fortee.jp
提出した当時は、LTの登壇経験もなし、iOSDCの参加経験もなしという状態でした。
応募した時点で「オンボーディングの内容って弱いよな〜」と思っていましたが、やはり落選でした。
Chatwork株式会社がiOSDCのスポンサーになり、会社としてスポンサーセッションができるようになる
会社としてのスポンサーセッションが可能になり、部署のマネージャーである福井さんがChatwork iOSアプリの開発についての内容で登壇することになりました。
別イベントのためにスライドを作成していたところ、「この内容使って共同でiOSDCの発表してみない?」と言っていただく
iOSDCにプロポーザルを提出してから落選するまでの期間に『人生初LT』を経験しました。そこで登壇準備の大変さを知り、「今後のイベント登壇に備えて発表ネタやスライドを用意しておこう」となっていました。
また、発表ネタのストックと兼ねて、自分の学習として『Chatwork独自の新アーキテクチャ』である『SVVS』についての理解を深めるために、SVVSの内容をまとめたスライドを作成していました。
スライド作成後、部署のメンバーにレビューしていただいていたところ、偶然行われていた部署の懇親会で、福井さんから「この内容使って共同でiOSDCの発表してみない?」と言っていただきました。
全く予想外のチャンスでしたが、プロポーザルが落選してからは「来年こそ登壇するためにどうするべきか」ということを考えていたので嬉しかったです。
登壇するまでに行ったこと
iOSDCに合わせてスライドを作り直し、事前収録を行う
iOSDCは基本的にオフラインで登壇するのですが、当日に体調不良などで欠席をした際を想定して、事前収録をすることが必要になっています。
登壇決定後の最初の打ち合わせから、事前収録の撮影期限までは1ヶ月を切っていました😱
共同で登壇する福井さんと内容をすり合わせ、自分が以前作っていたスライドを急いでiOSDC仕様に作り直しました!そこからは部署メンバーや技術顧問であるkoherさんにスライドのレビューを依頼し、改善をしていきました。レビューしてくださる方々も、通常業務で忙しい中で対応していただきありがたかったです。
そうして、事前収録には間に合わせることができました。
koherさんにサンプルコードを作っていただく
SVVSの内容を発表する際の問題点として、SVVS化は始まったばかりのためサンプルコードを提示しずらいということがありました。
そこで、iOSエンジニア + koherさんで毎週行っているペアプロの時間に相談してみたところ、サンプルコードとして使えるアプリの作成をkoherさんが快く引き受けてくださいました。
事前収録には間に合わなかったのですが、本番の発表の際には使わせていただきました。
そして本番を迎えました!
本番当日の様子については 新卒iOSエンジニア & マネージャーがiOSDCに登壇しました! - Chatwork Creator's Note をご覧ください!
今回の登壇で感じたこと
たくさんの人に助けていただいたことで登壇することができた
部署の方やkoherさんにはスライドのレビューを中心に様々なことをしていただきました。また、通常業務に使える時間も、発表準備などの関係で少なくなっていましたが、チームの方々はとても協力的に支えてくださいました。
加えて、部署外でも会社としてiOSDCのスポンサーになっていただいたことで、登壇の機会ができましたし、X(旧Twitter)で登壇することを宣伝していただきました。また、おそらく自分が気づいていない部分でもたくさんの支援があったことでしょう。
今回の発表を支援してくださった方々に感謝申し上げます🙇♂️
とりあえず行動してみる、そうするとチャンスがやってくる(かも?)
僕自身は元々、学生時代にはイベント登壇の経験はありませんでしたし、積極的に参加するような人ではありませんでした。ですが、Chatworkに入社してからは、イベント登壇やCreator’s Note(本記事も掲載されているChatworkの技術ブログ)の執筆など、積極的に対外活動をしてみるようにしています。
僕が対外活動を積極的に行っている理由として、『新卒』という立場を活かして社外の方々(特に学生)にChatworkのモバイル部を知っていただきたいという狙いもありますが、対外活動でのアウトプットを通して、自分の技術に対する理解を深めたり、社外のエンジニアから刺激をもらうというのもあります。
普段からのそのような積極的な対外活動もあって、今回iOSDCで登壇させていただく機会をいただけたのかなと感じています。
『普段からとにかく行動してみると、思いがけないチャンスがやってくるかもしれない』ということを今回の経験で学びました。
これからもiOSエンジニアとして通常業務に取り組むとともに、対外活動にも積極的に取り組んでいきたいと思います。
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