Chatwork Creator's Note

ビジネスチャット「Chatwork」のエンジニアとデザイナーのブログです。

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VPoE試用期間満了!

みなさんこんにちは、山崎(ヤマザキ)です。 みなさんとイキイキ、ワクワク、しっかり成果を出す組織開発をしていきたいと思っています、とこちらの記事を書いてからもうすぐ3ヶ月になりました。 https://creators-note.chatwork.com/entry/2023/10/05/143718

というわけで無事試用期間満了できそうです! 応援してくださったみなさんありがとうございます!!

プロのカメラマンさんに写真も撮ってもらいました〜

その記事に、当時やってきたこととして「たくさん1on1する => 困った時に頼れる人をたくさん作る」と書いたのですが、お話しさせてもらった人たちは”マネジャーや社歴が長い方々”が多めだったこともあり、もっと幅広く組織の声を聞いてみたいと思い、開発ユニットのみなさん全員との1on1を今月から始めてみました。

全員=100%とすると、今のところ進捗率は10%くらいなのですが、すでに気づきを与えてもらうこともあったので、前回の記事で感じたこととの対比などから感じたことを書いてみようと思います。

”成長の壁”

次の成長の土台となる組織体制としてのフィーチャーチームとして、二ヶ月前にこんなことを書いていました。

フィーチャーチーム 一定の成果が上がってきててgood(例として下のデプロイ数の推移を参照)。同時に、フィーチャーする結果として、ずっと同じところにいると個人個人は成長の壁にぶち当たりやすくなったり、という次の伸び代も見えてきた。

入社ゼロヶ月のVPoEが感じてることつらつら書いてみます - Chatwork Creator's Note

 ”成長の壁”。これは1on1やる中でも一定声は聞こえてきました。特に若手の方からこの声は聞こえてくる傾向はあって、逆に経験豊富な方々からこういう声はあまり上がってこない。その差はなんなんだろう?と考えてたのですが、Fさんという経験豊富なエンジニアがヒントをくれました。

「やるべきことは当然やるけど、自分のやりたいこともやるようにしているよ」 「自分の役割やポジションを無理に固定せずに、やりたいことに合わせて変えていくようにしているよ。昔はMGRやってたけど、意思をこめてその役割を外してもらったりもしてきたよ。」

”経験豊富な方は自分で機会が作れる”というのはそういえばこういう人今までも周りにいたなぁ、としっくりきた思いでした。 逆に経験の伸び代が多いみなさんに対しては、組織として成長機会を一緒に考えて、実現の後押しをする仕組みを作るということはやっぱり必要なんだろうなぁとあらためて感じました。

そしてこれを書きながら新卒のみなさんとの1on1を思い出しました。楽しく仕事してる人の近くに”尊敬できる人”がいるみたいです。ご本人たちのパーミッションとってないので記号にしておくのですが、

  • 21新卒Wさん ->Sさんに憧れてます!
  • 23新卒Sさん ->(同じチームの)Tさんがとても強いのでもっと成長したい!

という声を聞くことができました。こういうのはどんどん増やしていきたいと強く思いました。

”フィーチャーチーム以外もフィーチャーしたい!”

前回の記事にも書いたのですが、フィーチャーチームが進化してきていて、それはそれでとてもいいよね!ってお話しでありながら、逆にフィーチャーチーム”以外”のチームの成果が見えずらくなっているかもなぁと感じたりはしています。実際1on1でも保守を担ってくれるチームの方でそういうお話をしてくれた方がいました。

一方で組織が大きくなって、それぞれがやってることや成果を「黙っててもみんなわかってよ!」では通じ合いきれないステージではあると思うので、各チーム・個人の目標や成果をシンプルに言語化して伝えるということを、マネジャーのみなさん中心により意識的にやる必要があるだろうなぁとは思いました。例えば、エンジニアの数が増え続けている中で、(前回の記事に掲載した)デプロイ数が伸びている(<->規模が大きくなると減るのがあるある)という事実の裏には、SREなんかがデプロイの仕組みを整えてくれてることがあるんじゃないかと思うんですが、そういう取り組み・成果もフィーチャーして行きたい気持ちです。

(再掲)デプロイ数の推移

2024年、Chatworkのいろんな人がフィーチャーされる年にしていきたいです!!