こんにちは!
ChatworkのUIデザイナー、@cw-marikoです。
話題のPayPayで、2回連続で10万円のキャッシュバックを引き当て、強運を発揮している今日このごろです。
今回は非エンジニアの私が、ChatworkとIFTTTを初めて連携して、Chatwork上から自宅の湿度と温度を監視してみた体験談について書きたいと思います。
私はグラフィックや映像系出身のデザイナーであり、Chatworkのデザイナーの中でもエンジニア的な知識があまりないほうです。ですが、バリバリのエンジニアではなくても簡単にこんなことができたよ、ということがこの記事でお伝えできればと考えています!
ChatworkとIFTTT
Chatwrokは今年の10月に、IFTTT連携を発表しました。 これにより、600以上のWebサービスとChatworkの連携が可能になりました🎉
連携の基本については、Chatwork公式ブログ、サービス連携ガイドを参照ください。
blog-ja.chatwork.com
blog-ja.chatwork.com
go.chatwork.com
実際にどうやったか
Chatoworkには最新デバイス購入支援制度というユニークな制度があり、それを利用してNature Remoを手に入れました。
Nature Remoはインターネットに繋げることで、テレビやエアコンなど、家電をマルチに操作できるようになる便利なスマートリモコンです。そして、ただのリモコン機能だけではなく、温度や湿度などのセンサーもついているので、自宅以外の場所からでも室温・湿度を把握することができます。
この季節、風邪やインフルエンザが流行っているので、なるべくなら病気になりにくい自宅環境を整えておきたいですよね。そのために、Chatworkで仕事をしながら自宅が危険な温度・湿度になったら気がつける仕組みを作りたいと考えました。
私の場合は、iPhone(iOS)を使用し、連携を行っていますが、Webでも同様のことができます。
Nature RemoとIFTTTの連携
- Nature Remoのアプリの指示に従って、あらかじめNature Remoをセットアップしておきます。
- Chatwork上に、温度と湿度の通知専用のグループチャットを作成しておきます。今回は「温度/湿度の監視チャット」という名前のグループチャットにしました。
- IFTTTのServicesから、ChatworkとNature RemoをそれぞれConnectしておきます。
- IFTTTのNew Appletから、thisを選んで、Nature Remoを選択します。 今回使用するのは、「Temperature drops below(○℃以下になったら)」と、「Humidity drops below(湿度が○%以下になったら)」です。
- 「Temperature drops below(○℃以下になったら)」の設定をします。今回はリビングの室温が20℃以下になったら通知をするトリガーを作ります。
- 同様に、「Humidity drops below(湿度が○%以下になったら)」の設定も行います。湿度は50%以下になったら通知をするトリガーにしました。
- 続いて、thenを設定します。New AppletからChatworkを選択します。
8.投稿するグループチャットを 2.で作成したものに設定します。 こちらも温度・湿度それぞれのAppletを設定していきます。
デフォルトだとroomへの投稿文が英語なので、分かりやすいようにテキストを変更します。br タグを入れると、より投稿メッセージが読みやすくなるでしょう。 - これでIFTTTの設定は完了です!難しいコーディングなどなく、準備ができました。
- あとは実際に自宅が設定した温度・湿度以下になるのを待ちます。(あまりなってほしくないですが…)
- 無事に「温度/湿度の監視チャット」に投稿がされました!
より便利に使うTips
投稿された際に即座に自分へプッシュ通知を飛ばしたい、という場合はチャットのプッシュ通知設定で「すべてのメッセージ」を通知する設定にしてみてください。
または、Appletの投稿メッセージに [toall] のタグを挿入しておくことも有効です。
運用してみての感想
自宅の温度と湿度を、普段の業務の合間に監視することはNature Remoのアプリからも可能ですが、いちいちスマートフォンから確認するのは若干の煩わしさを感じてしまうので、日中ヘビーユースしているChatwork上から確認できることは大変便利でした。
また、グループチャットに家族のアカウントも追加しておけば、状況の共有も簡単です。
単純なスマートリモコンとしてだけでなく、今回の試みでNature Remoをリアルタイムに確認できる温湿度計としても機能させることができました。
今後の期待としては、2018年12月現在ChatworkはIFTTTのトリガーには対応していないため、対応した暁にはChatwork上から「エアコンつけて」「加湿器つけて」の投稿で、遠隔で自宅をベストコンディションに設定できるようにしたいと思っています!
最後に
他にも具体的なIFTTT連携の記事で、@cw-ozakiの書いたIFTTTを使って体重計とChatworkを連携してみたというものもあるので、興味があればぜひご覧になってください!