Chatwork Creator's Note

ビジネスチャット「Chatwork」のエンジニアとデザイナーのブログです。

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Chatworkのデザイン部で行っている勉強会について

こちらは「Service Designer's Advent Calendar 2018」の16日目の記事です。

こんにちは! Chatworkデザイン部のUIデザイナー、@cw-marikoです。
12月ももう半ばを過ぎ、クリスマスも両手で指折りカウントダウンできるほど近づいてきましたね🎄

今回はChatworkのデザイン部で行っている、部内勉強会についてお話をしたいと思います。

Chatworkデザイン部というチームと習慣

私たちデザイン部は、現在5名の社員から成り立つ、社内でも比較的小規模なチームです。
日々の業務を進めるにあたっては、Chatworkを使って不自由なく情報共有を行っていますが、加えてデザイン部では日ごろから対面でのコミュニケーションも非常に大切にしており、さまざまな習慣があります。

  • 毎朝15分ほど、部のメンバー全員でチケットや進捗の確認、その日やることの共有を行っています
  • 毎週火曜日には、部のメンバー全員でランチを食べに行きます
  • 毎週水曜日には、部のUIデザイナーで、進捗共有やデザイン相談を行う定例ミーティングを行っています
  • 毎週金曜日には、部のメンバー全員+デザインイノベーション室のマネージャーで、定例のミーティングを行っています

なかでも、金曜日の定例ミーティングは夕方から1時間半の開催のため、お茶とお菓子を持ち寄り、雑談を交えながらリラックスした雰囲気で進めています。

ミーティングの流れは大体決まっており、

  • 部内のリソース状況の確認
  • 各自やっていることの共有
  • デザインイノベーション室のマネージャーより、デザインイノベーション室で進めているプロジェクトの共有
  • 部内勉強会
  • その他、共有や相談したいこと
    • ここ数ヶ月では、こんな議題がありました
      • デザイン部のMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)を作りたい
      • プロダクト指標の考え方について
      • 外部の勉強会やイベント参加レポート
      • SketchやIllustratorなどのデザインTips共有
      • スクリーンショット撮影の効率化について
      • 部署飲み会のお店決め🍺

というようになっています。
(ミーティングが終わると、気分はもう週末です!)

部内勉強会の内容とは

金曜日の定例ミーティング内で行う勉強会ですが、15分程度の持ち時間、発表者は持ち回りで、部署で決めたテーマに沿ってデザインや技術についての発表をします。
2018年の勉強会テーマは、前半がアクセシビリティについて、後半がMaterial Designについてでした。

Material Designは言わずと知れた、Google社が提唱しているUXデザインの体系です。
Material Designのページ内容は膨大で、かつては存在していた日本語翻訳版のページもいつの間にか公開終了してしまったため、Material Designを学ぶためには本家の英語サイトを参照しなくてはなりません。

これを業務の傍ら、個人で読み進めていくことはなかなかに難しいことです。 ですので、勉強会という時間をつくり、時にはメンバーと議論を交わしながら、Material Designについて読み進めて理解を深めています。

私たちのやり方はMaterial Designのセクションごとに担当を決め、その週の担当者が和訳したドキュメントを元に読み進めたり、実際のデザインの動きを確認したりをています。
セクションで単純に分けただけでも全26回になるボリュームでしたので、2019年の勉強会に持ち越すテーマもまだ少しあります。

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どの項目から進めるという決まりはなく、興味のある分野を立候補で担当していきます

最近の勉強会のケース

持ち時間は基本的に15分程度と述べましたが、もう少し時間が必要な、ボリューミーなテーマの回もあります。

最近私が担当したのは、Material Theme Editorのハンズオンです。
今年の秋口に参加させていただいた、Google社主催のMaterial Design Day Tokyoのコードラボの時間に学んできた内容を元に、Material Theme Editorの使い方を共有しました。

基本的な流れはGoogle Codelabs内のDesign Lab: Building Your Design System with Material Components in Sketchを参照して、各自で実際にSketch上でMaterial Theme Editorを使用し、成果物をGalleryにアップし、インスペクトやコメント機能を試すところまで一通り行いました。
内容がとても濃かったので、この勉強会は30分程度かかったと記憶しています。

部内勉強会についてまとめ

私たちデザイン部にとっての勉強会は、普段の業務から離れ、デザインや技術の新たな知識を得ることのできる貴重な時間です。
現在継続しているMaterial Designの勉強会が一段落したら、次は一体どのようなテーマの勉強会が開かれるのか今からワクワクしています!

お知らせ

現在Chatworkのデザイン部では、共に働くWebデザイナー、UIデザイナーを募集しています。
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