こんにちは!iOSアプリ開発グループでエンジニアリングマネージャー&チームコーチをしている折田 (@orimomo_147cm)です🍑
先日記事に書いた通り、私たちのグループは2025年7月から「機能開発チーム」「基盤開発チーム」の2チームに分かれて開発を進めています。
今回は、新体制でのスタートをより良いものにするために開催した「チームビルディング合宿」の様子をレポートします!
チームビルディング合宿の概要
2025年6月某日、オフィスにiOSメンバーが集結しました。今回の合宿で目指したのは、次の2つです。
- メンバー同士の相互理解を深め、チームでコミュニケーションをとりやすくする
- 両チームで共通認識を持ち、連携をしやすくする
この目標に向けて、当日はインセプションデッキをアレンジしたコンテンツを用意し、密度の濃い半日を過ごしました。
合宿コンテンツ
アイスブレイク
合宿のスタートは、チームのウォーミングアップを兼ねたアイスブレイクから。広いミーティングルームを活かして、「チーム対抗!紙飛行機飛ばし」をおこないました。
ルール説明をはじめると、早速「紙飛行機の定義は?」「丸めただけの紙はアリ?」といったエンジニアらしい「仕様確認」が飛び出し、会場は一気に和やかなムードに。
そんなやり取りも楽しみつつ、メンバーは童心に返って思い思いの紙飛行機を作成しました。
部屋中にカラフルな機体が舞う中、接戦を制したのは機能開発(Ciel)チーム!予想以上の大盛り上がりで、最高のスタートを切ることができたと思います。


自己紹介
次におこなったのは、チームで働きやすい環境を作るための自己紹介ワークです。お互いを深く知り、期待値をすり合わせることを目的として、チームごとに以下のテーマについて語り合いました。
- 働くうえで大事にしたいこと
- 自分について事前に知っておいてほしいこと
- 自分の強み・弱み
- 他のメンバーに期待すること
- 新チームはどんな雰囲気にしたいか
さらに、プライベートな写真も持ち寄ったことで、仕事中には見られない新たな一面を発見!miroのボードには、驚きや共感を示すたくさんのスタンプが押されました。

ワーキングアグリーメント作成
メンバー全員が気持ちよく、かつ生産的に仕事を進めるため、チームの「約束事」となるワーキングアグリーメントを作成しました。
自己紹介で出た「新チームはどんな雰囲気にしたいか」や他社事例を参考に、皆でアイデアを出し合った結果、以下のようなルールが決まりました。(一部抜粋)
- 悩みや問題を隠さずに朝会やチャットで共有する。必要に応じてペアプロなどをおこなう
- 朝会で長引きそうな話題は、別途延長戦する
- Meetでコミュニケーションをする。文字起こしはONにする
- レビュー依頼を受けたら24時間以内に着手する
- 他の人がMeetしているのを察知したら気軽に入ってOK
- ワーキングアグリーメントを月初に見直す
ワーキングアグリーメントは一度作って終わりではなく、柔軟に更新を続けていくものです。今後も月一回程度で見直し、働きやすいチームを維持したいと考えています。
我々はなぜここにいるのか?
チームの雰囲気が温まってきたところで、核心的なテーマ「我々はなぜここにいるのか?」について考えました。
ここでの目的は、チームのミッション(存在意義)を明確にすること。チームが「なぜ存在するのか」「何を求められているのか」を言語化し、進むべき方向の共通認識を築きます。
どの単語を選ぶかで議論が白熱し、時間がかかる場面もありましたが、それも全員が真剣な証拠。メンバー全員で言葉の一つひとつにこだわり抜き、最終的にチームのミッションを表現する、一つの文章を完成させました。

チームポスター作成
これまでのワークのまとめとして、チームのすべてを一枚に凝縮した「チームポスター」を作成しました。ここまでは言葉について考える真剣なワークが続いたので、手を動かしてものを作る時間は、メンバーにとって良い息抜きにもなったようです。
目的は、チームのミッションやアイデンティティを視覚化し、全員の共通認識をより強固なものにすることです。ポスターには、以下の必須要素を盛り込みました。
- チーム名
- チームミッション
- メンバーアイコン
- チームを象徴するアイコン
制作中は「どんなアイコンにする?」とわいわい話し合う声が絶えず、両チームとも、それぞれの個性が表現された素敵なポスターを完成させました。お互いに発表し合うことで、一体感をさらに高めることができました。

やらないことリスト作成
合宿も佳境に入り、「やらないこと」を意識的に決めるワークをおこないました。
このワークには、2つの目的があります。
- チームがより価値の高い仕事に集中できるようにすること
- チームの狭間に落ちてしまいがちな作業を特定すること(これは次のワークに繋がります)
メンバーは新しいチームでの動きを具体的にイメージしながら、想定されるタスクを「やること」「やらないこと」に振り分けていきました。
加えて、どちらのチームが担当すべきか判断が難しいタスクや、意見が割れたものについては「わからん」という枠も用意。一旦そこに分類することで、チーム間の課題を明確に洗い出していきました。

両チームの担当範囲のすり合わせ
合宿の締めくくりは、今後のチーム運営の要(かなめ)となる「担当範囲のすり合わせ」です。
2チーム体制では、「この作業、どっちのチーム担当?」という非効率なやり取りが発生しがちです。それを未然に防ぎ、チーム間のグレーな領域をなくしてスムーズな連携体制を築くことを目的としました。このテーマには、合宿の中で最も長い時間をかけて取り組みました。
前のワークで「わからん」と分類したタスクを元に、両チームで議論。最終的に、各タスクを以下の3つに分類していきました。
- 機能開発(Ciel)チームの担当範囲
- 基盤開発(Blanc)チームの担当範囲
- 共同責任・要相談エリア
担当を決める上で大切にした判断基準は、「そのタスクは、どちらのチームのミッションにより近いか?」という点です。その上で、作業負荷や将来的なスキルアップといった観点も考慮し、最適な分担を模索しました。
担当範囲の決定というと、時に責任の押し付け合いにもなりかねません。しかし今回は、「どうすればiOSアプリ全体がうまく回るか」という共通の視点で、全員が意見を出し合う、とても建設的な時間になったと思います。


さいごに
チームビルディング合宿の様子をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。 参加したメンバーからは、嬉しい声がたくさん届いています。
- 今後のチームの活動イメージがより湧きやすくなる、良いワークでした
- 色々やることが明確になってよかったです。あと、なんかめっちゃ笑った🤣
- チームの責任範囲が明確にできて良かった
- チームが分かれてもうまく連携してやっていけそうな気がします!
- 実りのある合宿でした
コンテンツの企画者として、本当に嬉しく思います。
何よりの成果は、新体制での開発が大きな混乱なく、スムーズにスタートしたことです。これから直面するであろう様々な課題に対しても、この合宿で得たチームの一体感を活かして取り組んでいきたいと思います。
この記事が、同じようにチームの変革期を迎える方々の、何かのヒントになれば幸いです。 最後までお読みいただき、ありがとうございました!
(撮影場所:WeWork 乃木坂)