こんにちは〜。Chatwork モバイルアプリケーション開発部(モバアプ部)新卒の若林です!! 私は現在モバアプ部iOS担当の新卒として、日々優しい先輩に囲まれながらお仕事をさせてもらってます!(言わされてないですよ笑)
さて、我々モバアプ部はこの度11/8~11/9の1泊2日で部署合宿をしてきました!! 場所は大阪にあるChatworkのオフィスで、コロナ禍で何度も延期になっていたところ、この度やっとやっと合宿開催のOKが出て開催できました。👏👏
ということで本題の部署合宿についてこれから書いていこうと思います!! この記事はChatwork Advent Calendar 2021の8日目の記事です。
合宿を行う目的
オフラインでの直接の交流を通じてよりメンバー同士の絆を強め、心理的安全性を確保しチームで仕事をしやすくする。
目指したい指標やユーザー像について共有し部署内で意識を統一させる
今後取り組む施策について意見を出し合い認識を統一させる
主な参加メンバー
モバイルアプリケーション開発部11名, PM1名, サーバーサイド開発部Scala3名
スケジュール
現地集合ということもあり、土日で前乗りして大阪観光する人もいれば、合宿当日に来る人もいるということで、初日は12時からのスタートとなりました。
11/8(月)
時間 | 内容 |
---|---|
12:00 - 13:00 | レトロスペクティブ |
13:00 - 14:00 | みんなでランチ |
14:00 - 14:10 | アイスブレイク・今回の合宿について説明 |
14:10 - 14:40 | 目指したい指標やユーザー像について共有する |
14:50 - 17:50 | BUG & KAIZEN BASH |
18:00 - 22:00 | 懇親会 |
11/9(火)
時間 | 内容 |
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10:30 - 10:50 | 次回施策のPRDの共有 |
11:00 - 13:00 | 次回施策のユーザーストーリーマッピング作成 前半 |
13:00 - 14:00 | みんなでランチ |
14:00 - 14:55 | 次回施策のユーザーストーリーマッピング作成 後半 |
15:05 - 16:30 | 出たストーリーからチームに分かれて掘り下げる&発表 |
16:30 - 16:55 | まとめ |
16:55 - 17:00 | 解散 |
帰りは新幹線の時間を考慮して少し早めの時間に現地解散となりました。
写真で振り返り
ここからはたくさん撮った写真で部署合宿で行ったことを振り返っていきます!!
前夜祭 一足早く前乗り組みは乾杯
大阪といえばのお好み焼き!!美味しそ〜〜
右手前のムキムキフランス人のジェロームは早くお肉が食べたくて凝視
ノリノリなカレー大好きなマネージャーの福井さん(ちんぺいさん)をパシャリ。
一日目
大阪オフィス集合&紹介
今回の部署合宿にはサーバーサイド開発部Scala新卒の阿部さんと2年目の田尻さんにも参加していただくということで、2人をよく知っている新卒の私から紹介を行いました。
レトロスペクティブ
ここから合宿が本格的にスタート。モバアプ部ではスクラムに取り組んでおり、
チームに分かれてのレトロスペクティブを行いました。
私のチームでは今回のスプリントで感じた、モヤモヤ、内省したこと、嬉しかったことについてそれぞれ付箋で書き出し、そこから改善点などを話し合いました。
嬉しかったこと欄には「今回の部署合宿ができてよかった」という声がたくさんありました。
また、私たちのチームでは属人化しているところを解消するために最近モブプロを行っており、「とても勉強になる」「やっていて楽しい」との声もありました。
もう一方のチームでは前回のスプリントを一日ごとに振り返った後に、未来のチームの姿について話し合いを行いました。
今回の合宿について説明&目指したい指標やユーザー像について共有する
続いて、カレー大好きマネージャーの福井さんから今回の合宿についての説明を行い、その後PMの北口さんからモバアプ部として目指したい指標やユーザー像についての共有がありました。
ここでは、まず現状どのよう施策が行われており、それはなぜやるのかを経営戦略から振り返りました。
そして、それは誰に向けて行うものなのかをデータやユーザーインタビューを元に共有し、ペルソナ像の認識をモバアプ部で再統一しました。
目指すべきものが実際に見えて仕事のモチベーションがとても上がりました。
BUG & KAIZEN BASH
続いては、以前も行ったBug Bashに加え今回はアプリをよくするための改善案も加えた、BUG & KAIZEN BASHを行いました。
簡単にBug & KAIZEN Bashについて説明すると、みんなでChatworkアプリのバグと改善案を出し合って、一番ポイントを稼いだ方が優勝というものです。
審査はPMの北口さんの独断と偏見で
- ヤバめですぐ直したいバグ or とてもいい改善案なら3ポイント、
- 緊急度は高くないけど明らかにバグなもの or まあまあいい改善案なら1ポイント
- バグではないもの or 改善案がわからなかったなら0ポイント
がつけられます。
さてここからが本番です!!
バグをみつける → 再現動画をチャットに投稿する → 発表する → 審査する
改善案を考える → 発表する → 審査するの繰り返しを3時間行いました。
そして長い激闘の末今回優勝したのは〜〜〜〜〜〜〜〜〜
最近スクラムマスターをはじめ日々勉強しながらチームをまとめ上げているアメリカ人のAdamです👏👏
圧倒的な手数で18ポイントを獲得しました。
2位はモブプロで日々知識の共有を行ない、困ったことがあればこの人に聞けば解決!頼れるiOSシニアエンジニアの安宅さんです👏👏
1位との差はわずか2ポイントで16ポイントを獲得しました。 お二人には商品として缶つまが贈られました。美味しそ〜
そして審査員特別賞はサーバーサイドエンジニアであるのに、たくさんのバグと改善案を出してくれた田尻さんです👏👏 田尻さんは今年新人賞にノミネートされているほどの技術力を持っており、11ポイント獲得しました。
田尻さんには審査員の北口さん一押しの東京で大人気のButter Butlerのフィナンシェが贈られました。
今回のBUG & KAIZEN BASHではバグだけでも27個、改善案も10個以上も出てきており、バグは全てチケット化し対応を進めていきます。定期的にこのような会を開きChatworkアプリを使っていただいているユーザーの皆様により良いプロダクトをお届けしていきたいと思います。
また、Bug Bashについて詳しく知りたい方は以前行った際に記事で詳しく書いていますのでそちらをご覧ください。
懇親会
ここからはお待ちかね懇親会です!! モバアプ部以外にも大阪に住んでる社員の方も駆けつけてくれてとても賑やかなものになりました。
久しぶりのオフラインの飲み会でみなさんとても楽しんでいました。
ジェンガをやる時も真剣勝負
明日もあるので。最後はAdamのバラードで解散しました。
二日目
二日目は10時頃に集まり雑談してからの開始となりました。
次回施策のPRDの共有&ユーザーストーリーマッピング作成
最初に、次回施策のPRD(開発を始めるにあたり、どのような製品を作るのかを定義した文書のこと)をPMの北口さんから共有後に、その施策のユーザーストーリーマッピングの作成を行いました。
ユーザーストーリーマッピングとは?
ユーザーストーリーマッピングとは、ユーザーの行動の流れに沿ってユーザーストーリー (ソフトウェアの要求) を付箋紙などに書き出し、ユーザーストーリーを時系列と優先度に沿ってマッピングしたものです。チームでストーリーを作ることで共通理解を築くことが目的となっています。
流れ
- バックボーン(ストーリーの骨格)に対してのストーリーを付箋に書いていく
- それぞれ書いたストーリーについて発表&議論し、その内容についてメモか付箋で残しておく
- 出たストーリーを時系列に並べ優先度をつける
- ストーリーの付箋に対してペインやアイデアをつける
上記の流れでお昼休憩を挟みつつ実際に行なっていきました。 1つのバックボーンに対して、人それぞれでストーリーが異なっており、参加しなければ知ることのなかった情報もたくさん知ることができました。 プロジェクトが始まる時にユーザーストーリーマッピングを作成することで、全体像を把握し情報共有しやすくなると感じました。
出たユーザーストーリーを深掘り&発表
少し休憩を挟んだ後、先程作成したユーザーストーリーを、チームに分かれて検討しました。今回の施策でどこまでやるのかを
MUST 絶対にやるべきこと
WANT できればやりたいこと
DONT ユーザー体験上、必要ないもの
の3つに分類した後、なぜそう考えたのかの発表を行いました。
それぞれのチームで分類方法が異なり、とても面白い発表となりました。
ここでは詳しく施策や発表内容について書くことはできませんが、今回作ったユーザーストーリーマッピングがどのようにまとまり、ユーザーの方々にお届けすることができるのかとても楽しみです。 感想でも、「今回のユーザーストーリーマッピングを行なってチームの認識を統一し見える化できてよかった」「 サーバーサイドの方と一緒に行うことでサーバーの仕様も考慮しつつ話し合いができてよかったと」の声が上がりました。
最後に
今回何度も延期になっていた部署合宿が念願叶ってやっと開催することができました。 コロナ禍に入社した方が私含めて何名かいるため、初めてオフラインでお会いする人も多くオフラインの良さを改めて感じることができました。
また、普段あまり直接関わらないサーバーサイドの方とも一緒に合宿を行うことで、オンラインで問題になっていた他部署との交流も行うことができ、新たな気付きを得ることができました。 全体的な感想でも
- オフライン最高!大阪合宿最高!!
- 他部署と直接交流できたのは良かった。他の部署の方とも定期的に合宿で関わっていきたい
との声が上がりました。私自身もコロナ禍入社でずっとリモート勤務だったため、直接チームメンバーとワークができてとても楽しかったです。
ここまで文章を読んでいただきありがとうございます。少しでもChatworkの雰囲気が伝わっていれば幸いです!
モバイルアプリケーション開発部では引き続き一緒に働くメンバーを募集中です!