こんにちは。デザイナーの仁科(@tomokoishida19)です。
今回の記事は、Chatworkのインタビュー隊長として、サマーインターンシップに参加してくれた学生さんたちに直撃インタビューをお届けします!
大阪オフィスで開催されたサマーインターンシップにお邪魔して、フレッシュな参加メンバーにインターンシップの感想や、Chatwork の印象などを聞いてきました。
どんな思いで参加してくれて、実際にどのように感じたか、少しでもお伝えできたらなと思います^^
- Chatwork 初のサマーインターンシップって!?
- 西脇圭亮さん(大学生)
- 長村秀一さん (大学生)
- 阿部稜さん(大学院生)
- 小林龍生さん(専門学校生)
- 工藤寛樹さん(大学院生)
- 田尻裕喜さん(大学院生)
- 岡山将也さん(大学院生)
- インターンシップ中のオフィスの様子
Chatwork 初のサマーインターンシップって!?
Chatworkではこの夏、「働くをもっと知る、学ぶ」をテーマに、初めてのインターンシップ、その名も「Scala サマーインターンシップ2019」を大阪で開催しました。
「働くをもっと楽しく、創造的に」をミッションにしている Chatwork のサービスづくりの現場を働くことを通してもっと知ってほしい、というコンセプトで募集を行った今回のインターンシップ。
2019/8/19〜9/6 までの計15日間の日程に、専門学校 1 年生から大学院 2 回生までの計 7 名の学生さんが参加してくれました。
今回募集対象とさせていただいたのは、何かしらのプログラミング言語で開発を行ったことがある学生さん。
日程の前半は経験や知識の差を埋めるための講義パート、後半は業務パートでタイムテーブルを組み実施しました。
普段は東京オフィスやリモートで働く Chatwork メンバーも大阪に駆けつけ、講義の講師を務めたり、チームビルドや業務のフォローをおこないました。
この記事では、インターンシップに参加してくれた学生メンバーの感想を中心に紹介していきます。
西脇圭亮さん(大学生)
Q. 西脇さんのアピールポイントを教えてください!
…こう聞かれた時に、強みがパッと出てこないので、自分のアピールポイントを知っておく大事さに気がつきました(笑)。
強いて言えばバドミントンをやっていたので、そこで培った粘り強さがあります。
学校では CS の勉強をしていて、ゆくゆくはゲームを作りたいと思っています。
Q. 今回のインターンシップに応募したきっかけを教えてください
学校では理論などの座学が多いため、実践でアウトプットをする機会を増やしたくて応募しました。
Chatwork は以前のバイト先で利用していて知っていました。
Q. 前半の講義パートの感想、印象に残っていることを教えてください
ドメイン駆動設計の権威である加藤さん(@j5ik2o)から直接話を聞ける機会はなかなかないと思うので、とても貴重で、内容も濃くて良かったです。
またプロダクトマネジメントについての講義もあり、PMという仕事の重要性なども知ることができました。
Q. 後半の業務パートの感想、印象に残っていることを教えてください
自分がどう活躍できるか、不安もありワクワクもありました。
常にチーム形式で開発が進んでいくので助け合いの精神が生まれて、メンバーとはすごく仲良くなれました。
講義パートで学んだドメイン駆動設計やスクラムの知識をここでバッチリとアウトプットできたので、「身についた感」を実感できました。
全体の印象としては、会社の雰囲気がとても良いなと感じました。
長村秀一さん (大学生)
Q. 長村さんのアピールポイントを教えてください
大学の講義で C#、情報系サークルでプログラミングの勉強をしています。
大学ではヒトの高次認知機能、特に意思決定に関する研究を始めたところです。
実は自分は周囲の話を「聞くほうが得意」なタイプだと思っていたのですが、今回のインターンシップを通して、「わりと意見を出す」タイプだという発見がありました。
Q. 今回のインターンシップに応募したきっかけを教えてください
学生の間で出回っているインターンシップ情報が掲載されている Google スプレッドシートで見つけて応募しました。
Chatwork というサービスはもともと知っていました。
Q. 前半の講義パートの感想、印象に残っていることを教えてください
ビジネスの問題をエンジニアリングでどう解決するのかという、設計の戦略と戦術の話が勉強になりました。
また要件定義に関しても自分には遠い話だと思っていたのですが、チームで開発する上での重要性を交えて話していただけたのが良かったです。
Q. 後半の業務パートの感想、印象に残っていることを教えてください
自分のアイデアをどんどん出していきたい! という気持ちで臨みました。
ただ作るのではなく、利用者の目線でプロダクトをどう作っていくのかを身をもって知れたことが収穫でした。
社員の方が妥協せずレビューしてくれたこともありがたいと感じました。
会社の印象としては、プロダクトをしっかり作っているんだな、と感じました。
阿部稜さん(大学院生)
Q. 阿部さんのアピールポイントを教えてください
知能機能システムを専攻していて、遠隔医療の研究をしています。
新しい技術を学んでいくことが好きです。
Q. 今回のインターンシップに応募したきっかけを教えてください
Chatwork はバイト先で利用していて知っていました。
他社のインターンシップにも応募していたのですが、Chatwork の方が宿泊費サポートなどの面で手厚かったのと、僕は関東住まいなので大阪に行ったことがなかったので選びました。
Q. 前半の講義パートの感想、印象に残っていることを教えてください
今まで言葉だけ知っていたが理解できていなかったドメイン駆動設計について、「ドメインとは」という根本から説明してくれたため、理解しやすかったです。
資料が見やすく整えられていたり、実際のコードを例に解説していただけて頭に入りやすかったと感じました。
Q. 後半の業務パートの感想、印象に残っていることを教えてください
大学の研究では 1 人で開発をしているので、アーキテクチャを考慮しないでモジュールと切り分けずにやっていましたが、今回のモブプログラミング、スクラム開発を通して、並列してタスクを分割する場合の問題点や、業務分担の難しさ、業務を総括する役割の重要性について理解でき、良い経験になりました。
大きなものを小さく切り分けて、という思考が身につき始めたことも実感できました。
またインターンシップの最初に Chatwork のミッション・ビジョン・バリューについて知る時間があったのですが、掲げられた言葉を耳で聞くだけでなく、オフィスの中で表現されているものを実際に自分たちで考えながら探してみる、という体験が新鮮で興味深かったです。
小林龍生さん(専門学校生)
Q. 小林さんのアピールポイントを教えてください
専門学校でプログラミングの勉強をしていて、自分でもサーバサイドの勉強をしています。
リーダータイプではないけど、仲裁とかは得意なタイプです(笑)
Q. 今回のインターンシップに応募したきっかけを教えてください
学校の先生とのやりとりで Chatwork を使っていて知っていたというのと、Scala を触ったことがあったので、もっと知りたいなと思い応募しました。
Q. 前半の講義パートの感想、印象に残っていることを教えてください
学校では SIer 向けの授業が多いのですが、学校の講義より濃かったと感じました。
ユースケースの定義、クリーンアーキテクチャ、ユビキタス言語など、理解しきれていなかったことに対して深く知ることができたのが良かったです。
Q. 後半の業務パートの感想、印象に残っていることを教えてください
僕が最年少だったのでみんなに追いつくのは結構大変でしたが、モブプログラミングという形で知識共有ができ、ケアレスミスなど減らせて良いなと思いました。
積極的に発言し取り組んでいく姿勢が大事だと学べたのも良かったです。
会社の印象としては、最初はこれがオフィス…? とカルチャーショックを受けましたが、「良い仕事」を実現する為の大きなファクターだと感じました。
面接の時から雰囲気の良さは感じていましたが、実際はそれ以上でした。
工藤寛樹さん(大学院生)
Q. 工藤さんのアピールポイントを教えてください
風化の現象を機械学習し画像処理をするという研究をしています。
Q. 今回のインターンシップに応募したきっかけを教えてください
何社か見ていたのですが、就職を考えて長期で体験できる Chatwork を選びました。
Q. 前半の講義パートの感想、印象に残っていることを教えてください
用語などもひとつひとつ丁寧に解説していただき、置いていかれる人がいないようにという配慮を感じました。
Q. 後半の業務パートの感想、印象に残っていることを教えてください
GitHub を活用したチーム開発が実際に体験できたのが良かったです。
仕事を分離する大事さに気づけ、個人開発では経験しづらいプロジェクト管理についてたっぷり体験できました。
また自分の性格上「正解以外口にしづらい」というのがあるのですが、「とりあえず口に出してみて、みんなに意見を聞く」というマインドがつき始めました。
会社全体の印象としては「世の中の働き方を改革する。だから自分たちの働き方から変えていく」という姿勢が一貫していてとても共感しやすいと感じました。
田尻裕喜さん(大学院生)
Q. 田尻さんのアピールポイントを教えてください
数学を専攻していて、トポロジー分野の中の結び目理論を研究しています。
紐の結び目を分類する研究です。
Q. 今回のインターンシップに応募したきっかけを教えてください
関数型言語が好きで、関数型言語が使えるインターンシップを探していました。
Chatwork が採用している Scala が関数型言語なので応募しました。
Q. 前半の講義パートの感想、印象に残っていることを教えてください
学校の都合で全部は受けられなかったのですが、今までやってこなかった内容が多く、知らない話ばかりでした。特にチーム開発の部分は、考え方がわかって新鮮に感じました。
Q. 後半の業務パートの感想、印象に残っていることを教えてください
他のメンバーからのフィードバックがたくさんもらえて、それをちゃんとチームとして反映させられたと感じています。
全員がまとまって同じ方向に走っていて一体感があったのと、毎日着実に成長できた実感がありました。自分自身の IT 業界の理解が進んだのも良かったです。
全体としては、日報報告用のチャットにその日の反省や不安を書くと、社員の方が丁寧に反応してくれて、不安解消などメンタルケアまで手厚くしていただけたのが印象的でした。
岡山将也さん(大学院生)
Q. 岡山さんのアピールポイントを教えてください
技術教育を専攻していて、農業に始まり、電気や情報まで幅広くものづくりをしています。書道家の友達と 2 人で、遠隔で書道の添削をおこなうデバイスの開発をしています。
また日本の学生がフィリピンの漁村で授業をするサークルで、代表を務めた経験もあります。
Q. 今回のインターンシップに応募したきっかけを教えてください
Chatwork は学校のプロジェクトでのコミュニケーションで利用したことがあり知っていて、Wantedly で今回の募集を見つけて応募しました。
Q. 前半の講義パートの感想、印象に残っていることを教えてください
RDRA 設計、要件定義、クリーンアーキテクチャなど、ちゃんとは知らないことばかりだったのですが、後半の業務パートに必要不可欠な知識を丁寧に教えていただけました。今後の自分の活動にも活かせそうなことも多く、学びが多かったです。
Q. 後半の業務パートの感想、印象に残っていることを教えてください
2 週間というまとまった期間、チームでコードを書いたり、悩んだり、議論したりと密な時間が過ごました。
社員の方が出来るだけインターンシップに参加している学生チームに任せようとしてくれたことも印象に残っています。
Chatwork はオフィスも社員の方も雰囲気が良く、自然にコミュニケーションが広がっていくのだろうなと感じました。
また黙々と作業をする時間と、複数人で協力する時間のメリハリもあり、そこで生まれる相乗効果がいいなと感じました。
実際にみなさんが働くオフィスで、同じ時間を過ごせたのが会社の理解に繋がって良かったです。のびのびと自然体で成果を出せそうだなと感じました。
インターンシップ中のオフィスの様子
初日の自己紹介の様子。みなさん少し緊張した面持ちです。
業務パートの最初のスプリントふりかえりの様子。
業務パートでは参加メンバーが中心になって進行するシーンも多く、和気あいあいと進んでいきました。
途中、講師を務めた Chatwork メンバーとの交流会も開催されました。
最終日は CEOの山本、執行役員の春日、運営メンバーを交えた食事会。
食事会の後の二次会はオフィスで。
インターンシップの感想や、Chatwork の開発について、プログラミングについてなど話題は尽きません。
二次会で急遽モブプログラミングが始まりました。とても盛り上がっています^^
みなさん15日間、本当にお疲れ様でした!