Chatwork Creator's Note

ビジネスチャット「Chatwork」のエンジニアとデザイナーのブログです。

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リアクティブは難しいが役に立つ

お久しぶりです、かとじゅん(@j5ik2o)です。テックブログを書くのは何年ぶりか…。

サービスが停止したり応答性が低下すると、お叱りや逆に励ましをいただきますが、エンジニアとして設計レベルからそういった問題に対処するにはどうするか、日々精進しているところですmm。この記事はそういう論点で注目されている「リアクティブ原則」についてまとめてみたいと思います。

それなりのボリュームになってしまったので、時間があるときに読んでいただければと思います。

さて、Linux Foundation内の新たなトップレベルプロジェクトであるReactive Foundationが主催する、Reactive Summit 2020が11月10日にオンラインで開催されたので参加しました。

www.reactivesummit.org

参加されていたスピーカーはLightbendをはじめ、Netflix, Facebook, Red Hat, Pivotal, IBM, Tesla などなど、錚々たる企業のエンジニアが登壇されていました。

www.reactivesummit.org

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Migrating our PHP Legend System from EC2 to Kubernetes, Part 3: Cluster Structuring in Chatwork and Update Strategies

Hello! I’m cw-ozaki from the SRE Group.

This is a continuation of the Part 2 article. Assuming that migrating from EC2 to Kubernetes is fine, I will discuss how Chatwork’s Kubernetes clusters are structured and how the updates are strategized.

creators-note.chatwork.com

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These topics don’t come up very often. I hope this can be an opportunity to hear a little more about how other companies are doing it.

  • Chatwork’s Kubernetes Cluster Structures and Update Strategy
  • Kubernetes Cluster Update Interval
  • Single-tenant vs. multi-tenant
    • Single-tenant
    • Multi-tenant
  • In-place vs. Blue/Green Deploy
  • Summary
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PHPのレジェンドシステムをEC2からKubernetesに移行する話 その3 〜ChatworkにおけるKubernetesクラスタの構成と更新戦略〜

こんにちは!SRE部のcw-ozakiです。

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今回はその2の続きで、EC2からKubernetesに移行するのは良いとして、そもそもChatworkのKubernetesクラスタの構成と更新戦略をどうしているのかというベース部分の話をしたいと思います。 このあたりの話ってあまり表に出てこないので、これを機会に他社様ではどうしているのかという話がもう少し出てくるといいなと思います。

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Androidアプリのアクセシビリティ対応やってくぞい!

こんにちは!モバイルアプリケーション開発部のAndroidエンジニア、いけちょ(@ikeda_shogouki)こと池田です。

さて、チームリーダーの守谷が先日投稿している通り、仮称「アクセシビリティやってくぞい!」チームが発足しました。

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私はAndroidエンジニアとして、やってくぞい!(仮)チームにジョインしています。

守谷の投稿では、やってくぞい!(仮)チームの発足について紹介されていますので、今回は実際どのようにアクセシビリティ改善を進めているかをご紹介したいと思います。

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ノーコードで簡単タスクリマインダーを作ってみた

おはようございます、こんにちは、こんばんは。サーバーサイド開発部(PHP)のチバです。

社内で一番ヤバイやつ、真面目だけどクズ、なんて周りからは言われていますが私は元気です。 私が一番普通だと思っているので納得はできてないですけれど。 こんな記事を書いたりしているので興味がある方は読んでみてください。

www.wantedly.com

話題は変わりますが、Chatwork のタスクの管理ってみなさんどうされてますでしょうか。

ものぐさな私は Chatwork のタスクが溜まりがちです。

やらなければならないタスクを確認するために、毎朝もしくは毎晩、タスク一覧を確認すれば良いだけなのだけれど…この行為すらものぐさな私にはハードルが高い。どうしたらタスクが溜まらないのだろうか…

やれって話ではあるんですが無理なんですよ、だってものぐさなんだもん。

ということで、ものぐさな私にでもタスクの確認ができるような仕組みがあったら良いのではないだろうかと思いつきました。

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スコープとスケジュールを継続して計画する方法

こんにちはー。藤井 (@yoshiyoshifujii) です。

Akkaってスウェーデンの山の名前なんですって、ご存知でした?わたしは知りませんでした。 そういえば、Akkaのロゴって山っぽいですもんねー

さて、今回の標題の件ですが、ひらたくいうと、

「プロダクトバックログを作成して、バーンアップチャートを作り、Velocityを計測して、観測しましょう」

ということになります。

アジャイルの書籍やコミュニティでの発表など、それが必要で効果のあることだと分かってはいたのですが、なかなか実践できておりませんでした。

先日、Scrum Inc.主催のLicensed Scrum Product Owner研修を受けさせていただき、その中で教わった内容を、早速、現場で実践したところ、チームの評判も良く、ステークホルダーへの説明にも効果を発揮しそうな肌感を得ておりますので、そのあたりをご紹介できればと思います。1

  • 前提
  • 得たいモノのイメージを共有する
    • プロダクトバックログのイメージ
    • バーンアップチャートのイメージ
  • 進め方
    • 優先順位の決め方
    • 見積り方法
      • アフィニティ見積り
  • ストーリーマップで見積る
  • まとめ

  1. もっと詳しく体系立てて学びたいよという方は、ぜひScrum Inc.主催のLSPO研修を受講していただければと思います(宣伝)。

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Migrating our PHP Legend System from EC2 to Kubernetes, Part 2: The ideas behind our migration strategy

Hello! This is cw-ozaki from the SRE department.

This post will be a continuation of Part 1, and I will explain the strategy with which we migrated our system to Kubernetes.

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  • Our strategy for migrating to Kubernetes
  • 1. Add a spec to EC2.
    • Using ServerSpec
  • 2. Add a simple E2E to the service launched in EC2.
  • Convert the runbook to IaC with Ansible.
  • 4. Run the spec and E2E with CI against the IaC system built with Ansible.
  • 5. Replace the production environment with the IaC system.
  • 6. Streamline the specifications, refactor, and remove specifications that are incompatible with Kubernetes.
  • 7. Deploy on Kubernetes!!!
  • Summary
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