こんにちは、SREグループの桝谷@hnchn87です。先日、SREグループで開催した合宿について紹介したいと思います。
合宿とは
私たちにとっての合宿は、「オンラインで日々やり取りをしているメンバーが一箇所に集まって、普段なかなか時間を取れない振り返りや改善について腰を据えて話し合う1日」という位置づけです。合宿とはいっても泊まりではなく、半期に1回のオフライン開催としています。SREグループは現在、京都・愛知・神奈川・東京に在住のメンバーがいるため、全員が顔を合わせる貴重な機会でもあります。
SREグループの合宿〜概要〜
今回は部署のオフラインイベントに合わせて、東京都内で実施しました。
部署のオフラインイベントについては以下で紹介されているので興味がありましたらぜひご覧ください。 creators-note.chatwork.com
今回のSRE合宿のテーマは「日々の運用を見直して、下期をより良いものにする」です。SREとして技術的な課題に取り組むのはもちろん大切ですが、まずは自分たちの働き方そのものを振り返ることで、本当にやりたいことに集中できる環境を作ろうという狙いがありました。
SREグループの合宿〜本編〜
今回の合宿では、以下の3つのテーマで振り返りを行いました。
①日々のタスク運用の振り返り
実は今まで、タスク運用について「なんとなく」でやっていた部分が多くありました。上期は色々なタスクがあってバタバタしており、「やりたいことができていない感」はあったものの、それが可視化できておらず、どこにどれだけのリソースを使っているのか、どれくらい採用すべきなのかがわからない状態でした。
この課題に対して、下期は可視化をキーワードにチケット運用を改善しようという方向性が見えてきました。単純にタスクをこなすだけでなく、リソース配分を意識的に管理できるような仕組みづくりが重要だという共通認識を持てたのは大きな収穫でした。
②会議についての振り返り
「最近会議時間が多い気がするね」という話が先月メンバー内で出ていたので、これを機に会議運用についても振り返ってみました。
SREでは基本的に会議に全員で参加していたのですが、これが時間的負担になっていることが明確になりました。そこで今後は、非同期コミュニケーションと同期コミュニケーションを上手く使い分けることにしました。
具体的には:
- 全員で出る会議と担当だけが出る会議の使い分け
- 担当だけが出た会議の情報共有方法の標準化
などを決めることができました。
③その他全体についての振り返り
日々の業務の中での疑問や、「できてないけど、この辺が原因で業務が進めにくいよね」ということを話し合いました。
ここではたくさんのアイデアが出てきました:
- AIを活用したい領域の洗い出し
- 新しい取り組みへのチャレンジ
- 業務効率化のアイデア
普段は目の前のタスクに集中しがちですが、こうしてまとまった時間を取ることで、メンバーそれぞれが持っている「やってみたいこと」や「改善したいこと」を共有できたのはとても有意義な時間でした。
まとめ
今回の合宿を通じて、技術的な課題解決だけでなく、私たち自身の働き方や運用方法を見直すことの重要性を改めて実感しました。
合宿で会話した内容を元に、SREグループ一丸となって下期も頑張っていきたいと思います。
何より、普段はオンラインでやり取りしているメンバーが一堂に会して、チーム全体のことを考える時間を持てたことが一番の収穫でした。次回の合宿も楽しみです!
お知らせ
最後にお知らせです。
7月11日、12日に開催される「SRE NEXT 2025」にプラチナムスポンサーとしてブース出展します🎉
二日目の12日には13:30〜13:50にTrack Cにて、「『Chatwork』のEKS環境を支えるhelmfileを使用したマニフェスト管理術」というタイトルでスポンサーセッションも行いますのでぜひご参加ください!
SRE NEXT 2025 詳細
- 公式サイト:https://sre-next.dev/2025/
- 会場:TOC有明
- 日時:2025年7月11日(金)、12(土)