kubell Creator's Note

ビジネスチャット「Chatwork」のエンジニアのブログです。

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新卒エンジニアが料金プランチームでやってきたこと・学んだこと

初めまして、料金プランチームでエンジニアをしている矢代です。

私は2024年4月にkubellに新卒入社し、研修を終えた後に料金プランチームに配属されました。

この記事では、私が料金プランチームに配属されてから行った業務や、そこで学んだことを紹介します。

誰向けの記事か

この記事は、kubellに興味がある新卒就活中の方に向けて書かれています。

料金プランチームとは

料金プランチームは、Chatworkの契約・決済に関する領域を担当しているチームです。主に管理者画面や社内CRMなどを担当しており、契約・決済に関わる施策について、チーム内で開発から運用まで一貫して行っています。

チームに配属された初期

チームに配属されて最初に行ったタスクは、社名変更に関連した文言の修正でした。

2024年7月に株式会社kubellに社名が変わったため、プロダクト内の「Chatwork株式会社」という文字列を新社名に修正する必要がありました。その一部をオンボーディングタスクとして担当しました。

その後しばらくは、バグ修正やデータベースのバージョンアップに伴う機能テストなどを担当し、料金プランチームの管轄する機能を徐々に把握していきました。

機能テストを通じて網羅的に仕様を知る機会があったため、後述のPjMを担当した際に、機能実装の影響箇所を把握するのに役立ちました。

3Dセキュア認証に対応するプロジェクト

9月ごろから、契約更新失敗時のカード決済で3Dセキュア認証に対応させるタスクに取り組みました。

このタスクは、わからないところをチームメンバーに聞きつつ、主に一人で作業を進めました。無事にタスクを完遂しましたが、実装後にリファクタリングを行う際、どこまでやるべきかを明確にせずに作業を始めたため、方向性を見失い、期限を超過してしまいました。

この経験から、タスクに取り組む前に「どこまでやるのか」「やらないこと」を明確にすることの重要性を学びました。

別のプロジェクト(まだリリース前なので詳細は言えないです)

契約更新失敗時の3Dセキュア対応が完了した後、別のプロジェクトに参加しました。

この新しいプロジェクトでは、影響調査のタスクを担当しました。これまでのタスクではゴールが明確に設定されていましたが、影響調査では何をどこまで調べるかが具体的に決まっていなかったため、依頼者との期待値のすり合わせが難しかったです。

その結果、依頼者が求めるアウトプットと自分が提供したアウトプットにズレが生じることがありました。この経験を通じて、依頼者と事前にアウトプットの期待値をすり合わせることの重要性を学びました。

プロジェクトマネジメント(PjM)期

契約更新失敗時の3Dセキュア対応が終わった後、PMと雑談する機会があり、プロジェクトの進行管理を行うPjMに挑戦したいと話しました。その結果、とあるプロジェクトのPjMを任せてもらえることになりました。

このプロジェクトはまだ仕様検討中ですが、いくつか学びがありました。

まず、他の方に仕事を依頼する際、期日に対する温度感がずれていると、想定した期日でタスクが完了しないことがあります。これを回避するために、仕事を依頼する際には期日もセットでお願いし、タスクを依頼された場合は期日を確認することが重要だと感じました。

また、開発メンバーとのゴールの認識がずれていることがありました。ゴールから逆算してスケジュールを立てるためにも、ゴールの認識を合わせることが大事だと学びました。

振り返ってみて

kubellに入社して早8ヶ月が経ちました。この記事を書きながら振り返ると、成長を実感しています。チームメンバーに支えられながら、さまざまな経験を積むことができ、多くの学びがありました。

特に印象的だったのは、やりたいと訴えるとなんでもやらせてもらえる社風です。自分の意欲や興味を尊重してくれる環境があり、挑戦する機会が多かったことが成長に繋がったと感じています。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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